概要?沿革
概要
情報科学センターは、1962年1月に経営学部開設のために設置された電子計算室が前身です。設置以来、情報科学センターでは、全学の教員?学生の研究?教育において情報通信技術(ICT)を積極的に活用できるようにするため、教職員が協働し計画を立て、ICTの発展にあわせた先端システムを導入してきました。
かつては教室に実習用コンピュータを配置するスタイルを取っていましたが、現在は学生自らが所持するノートパソコン(BYODパソコン)を大学に持ち込み、大学のWi-Fi等のインフラストラクチャに接続?利用して学修をするスタイルになっています。
学修のしやすさという点では各学生並びに教員のコンピューティング環境が同じである方が好ましい場合もあります。そのため、本学では同時にVDI(仮想コンピュータをオンラインで利用する技術)も導入しました。これにより、目の前にあるコンピュータの見た目もスペックも全員同じものとなるため、学びやすく教えやすい環境となります。また、専門ソフトウェアの導入や設定に煩わされることもありません。
かつては大学への納付金で端末教室のパソコンの設置を学生の保護者の方にお願いしていたわけですが、実際には上の学年になって高度な研究を行う、あるいは就職活動を始めるにあたり、自分のパソコンを購入する学生が多くいました。そういう意味ではパソコンに関して重複した投資をしていただいていたことになります。しかし、現在のスタイルに移行したことにより、この重複を避けることができます。
また、いつもノートパソコンを携行することにより、どのような講義でも、あるいは自習時間でもいつでもどこでも情報の取得?編集?作成が可能になります。このスキルは学生時代に理が非でも高めるべきものです。積極的にBYODパソコンと大学のインフラストラクチャを活用してもらうことを学生の皆さんには期待しています。
2023年度にはこの洗練された環境を学修基盤として、全学で文部科学省の「数理データサイエンス?AI教育プログラム」認定を受けました。
今後も情報科学センターは更なる学修環境の改善につながる情報システム提供に邁進していきます。
かつては教室に実習用コンピュータを配置するスタイルを取っていましたが、現在は学生自らが所持するノートパソコン(BYODパソコン)を大学に持ち込み、大学のWi-Fi等のインフラストラクチャに接続?利用して学修をするスタイルになっています。
学修のしやすさという点では各学生並びに教員のコンピューティング環境が同じである方が好ましい場合もあります。そのため、本学では同時にVDI(仮想コンピュータをオンラインで利用する技術)も導入しました。これにより、目の前にあるコンピュータの見た目もスペックも全員同じものとなるため、学びやすく教えやすい環境となります。また、専門ソフトウェアの導入や設定に煩わされることもありません。
かつては大学への納付金で端末教室のパソコンの設置を学生の保護者の方にお願いしていたわけですが、実際には上の学年になって高度な研究を行う、あるいは就職活動を始めるにあたり、自分のパソコンを購入する学生が多くいました。そういう意味ではパソコンに関して重複した投資をしていただいていたことになります。しかし、現在のスタイルに移行したことにより、この重複を避けることができます。
また、いつもノートパソコンを携行することにより、どのような講義でも、あるいは自習時間でもいつでもどこでも情報の取得?編集?作成が可能になります。このスキルは学生時代に理が非でも高めるべきものです。積極的にBYODパソコンと大学のインフラストラクチャを活用してもらうことを学生の皆さんには期待しています。
2023年度にはこの洗練された環境を学修基盤として、全学で文部科学省の「数理データサイエンス?AI教育プログラム」認定を受けました。
今後も情報科学センターは更なる学修環境の改善につながる情報システム提供に邁進していきます。
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沿革
1961年11月 | OKITAC-5090を経営学部設立準備の一環として導入 |
1962年1月 | 電子計算室を神田校舎に設置 |
1966年4月 | IBM1440導入 |
電子計算室を生田校舎に移転 | |
1971年11月 | NCR CENTURY200導入 |
1974年6月 | FACOM MATEII教育サブシステム導入 |
1977年10月 | IBM 370/138導入 |
1979年4月 | 電子計算室を新1号館に移転 |
1980年10月 | NCR V-8455を主に事務処理用として導入 |
1982年10月 | HITAC M-180導入、心理学実験室と神田校舎にRJEステーション開所 |
1985年4月 | 電子計算機室(1980.6電子計算室より改称)が情報科学センターと事務計算センターに分離 |
1985年10月 | HITAC M-180増強、神田分室開所 |
1987年10月 | HITAC M-280D導入 |
1988年4月 | N-1ネットワークに接続 |
1990年2月 | senshu-u.ac.jpドメイン取得、JUNETに接続 |
1990年10月 | HITAC M-680H導入 |
1992年8月 | IPアドレス(クラスB)取得 |
1992年9月 | パソコンLANシステム導入 |
1993年9月 | 東京地域アカデミックインターネットに参加、インターネットに接続 |
1993年10月 | HITAC M-680H増強 |
情報科学センター内LANの整備 | |
1995年6月 | 学内基幹LAN(SAI-Net)年次整備計画開始 |
1996年10月 | HITAC M-680H増強(ネットワーク?サーバー) |
NTサーバー?クライアントシステム、HP-WSシステム導入 | |
ATM LANを情報科学センター内に導入 | |
1998年4月 | 120年記念館(生田9号館)施設開所、基幹業務およびサーバーを移転 |
クライアント?サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,100台) | |
学内基幹LANにATMを導入 | |
1999年4月 | 貸出用ノートパソコン360台導入 |
2001年4月 | クライアント?サーバーシステム更新(メインフレーム廃止) |
生田2室、神田1室 端末室増設 | |
入室管理システムによる夜間無人サービス開始 | |
2004年4月 | クライアント?サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,500台) |
生田2室 端末室増設、神田7号館端末を統合 | |
無線LAN全学導入 | |
生田?神田間キャンパス接続にダークファイバーを導入 | |
学内基幹LANのギガビット化完了 | |
グリッドコンピューティング運用開始 | |
VPNによる端末の遠隔利用開始 | |
2007年4月 | クライアント?サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,700台) |
無線LAN更新 | |
生田9号館2室 端末室増設 | |
生田4号館心理学科パソコン室を統合、心理学科システムを統合?更新 | |
2007年5月 | 生田10号館システム稼動 |
2007年9月 | 授業支援システム全学導入 |
2010年4月 | クライアント?サーバーシステム更新(クライアント総台数:約1,900台) |
無線LAN更新 | |
生田2室、神田1室 端末室増設 | |
クライアントOSにWindows 7を導入 | |
学生メールサービスにGmailを導入 | |
図書館情報検索システムを統合?更新 | |
2014年4月 | クライアント?サーバーシステム更新(クライアント総台数:約2,200台) |
CALL教室?図書館?就職課?地理学空間情報処理室の各システムを統合?更新 | |
クライアントOSにWindows 8を導入 | |
授業支援システム更新 | |
2016年4月 | 日本マイクロソフト社と教育機関向け総合契約(EES)を締結 |
2017年4月 | 無線LAN更新、eduroam参加 |
2018年4月 | クライアント?サーバーシステム更新(クライアント総台数:2,275台) |
学生貸出用ノートパソコン100台導入 | |
クライアントOSにWindows 10を導入 | |
トレンドマイクロ社との包括契約によるセキュリティ対策ソフトの提供を開始 | |
2019年9月 | 学内LANの整備?再構築 |
2020年1月 | 神田分室の窓口(事務室機能)を神田1号館2階に移転 |
2020年3月 | クライアント?サーバーシステム拡充(クライアント総台数:約2,400台) |
学生貸出用ノートパソコン100台追加導入 | |
神田10号館の図書館エリア、グローバルフロアを整備 | |
2020年9月 | G suite Enterprise for Educationの全学的利用開始 |
2021年4月
| 授業支援システム?ポータルシステムを統合?更新 |
2022年9月 | 仮想デスクトップ基盤(VDI)を導入 |
2023年4月 | 学生のBYOD(Bring Your Own Device)スタート |
2024年4月 | クライアント?サーバーシステム更新(クライアント総台数:約750台) |
クライアントOSにWindows 11を導入 | |
2024年9月
| 無線LANの整備?増強 |