2019年度 活動報告

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Ⅰ.運営
1.第1回運営委員会

 2019年5月28 日(火)17:00~18:00 (神田校舎1号館12 階 法学研究所(出席者8名 委任状0枚))
 議題:
 (1)所員名簿の確認
 (2)2018年度事業報告?収支決算について
 (3)2019年度事業計画?予算要求について
 (4)次期所長?事務局長?事務局員の選出について
 (5)紀要45 号(政治学の諸問題Ⅹ)担当者と今後の日程について
 (6)所報59 号の刊行予定について
 (7)法学研究所運営委員会の構成について
 (8)その他

2.総会
 2019年6月25日(火)17:30~18:00(神田校舎1号館8階 8A 会議室(出席者49 名(委任状提出者28 名を含む))
 議題:
 (1)2019年度法学研究所所員名簿の確認
 (2)2018年度法学研究所事業報告および収支決算について
 (3)2019年度法学研究所事業報告(案)および収支予算(案)について
 (4)次期所長?事務局長の選出について
 (5)その他
 報告事項:
 (1)監査結果について
 (2)紀要45号(政治学の諸問題Ⅹ)の編集について
 (3)所報59 号の刊行について
 (4)その他

3.第2回運営委員会
 2019年10月29日(火)18:00~19:00(神田校舎1号館12 階 法学研究所(出席者7名 委任状0枚))
 議題:
 (1)2020年度事業計画?予算要求について
 (2)合宿研究会の企画について
 (3)今年度実施の公開講座について
 (4)紀要?所報編集の進捗状況の報告
 (5)その他

Ⅱ.研究活動
1.ワークショップ等
(1)第1回法学ワークショップ
  2019年6月11日(火)17:00~19:00(神田校舎1号館 13A 会議室 出席者数:10名)
  テーマ:「生前退位」をめぐる憲法問題──今後の象徴天皇制のあり方を考えるために
  報告者:榎 透

(2)第2回法学ワークショップ
  2019年6月15日(土)15:00~17:00(神田校舎8号館 5A 会議室 出席者数:10名)
  テーマ①:仮 想通貨のマイニングと不正指令電磁的記録
       ── 浜地判平成31 年3月27日公刊物未搭載Westlaw 文献番号2019WLJPCA03276004
  報告者:岡田好史


  テーマ②:侵 害の急迫性の判断における選考事情考慮の限界
       ── 最決平成29 年4月26 日刑集71 巻4号275頁
  報告者:稲垣悠一

(3)第3回法学政治学ワークショップ
  2019年8月29日(木)13:00~17:30(神田校舎7号館8階 784教室 出席者数:15名)
  テーマ①:越境的配置労働者指令の改正とその国内法への影響
  報告者:ラインガルト?ツィマー(ベルリン経済?法科大学教授)
  

  テーマ②:欧州労働局設立の計画──越境的労働者配置の分野での任務も
  報告者:ナディーン?アプセンガー(ドイツ労働総同盟連邦本部,法務部長)
  司会?通訳:井川志郎(山口大学)

(4)退職教員を囲む会(今村法律研究室との共催)
  2020年2月22日(木)13:00~17:00(神田校舎1号館8階 8A 会議室 出席者数:46名)
  テーマ①:家族法と医事法の迷走?
  報告者:家永登
  

  テーマ②:私の研究生活の(届かぬ)目標──正当な概念法学の定立(の夢)をめざして
  報告者:坂本武憲


  テーマ③:代理権濫用について
  報告者:福永礼治

2.公開講座,公開シンポジウム等
(1)専修大学法学研究所 学生と市民のための公開講座
  テーマ「法と政治の現況Ⅰ」
  【主催】専修大学法学研究所(共催:専修大学法学部)  【対象】一般市民,本学学生
  【場所】神田校舎5号館5階551号教室,6階561教室     【 受講料】無料
内容
講師
開催日
受講者数
第1回
フリージャーナリストはいかに政治をえぐれるか
常井健一
(政治ジャーナリスト)
 令1.12.6(金)206名
第2回
検察審査会から刑事司法市民参加を考える
船山泰範
(元日本大学法学部教授?弁護士)
令1.12.14(土) 53名
第3回
ファッションローへの招待
関 真也
(弁護士)
 令2.1.15(水)59名
(2)専修大学法学研究所主催シンポジウム
  テーマ「大川小学校津波訴訟とその意義」

  【開催日】令1.11.23(土)    【受講者数】105名
  【主催】専修大学法学研究所(共催:専修大学法社会学ゼミナール,大川小学校児童津波被害国賠訴訟を支援する会)
  【対象】一般市民,本学学生
  【場所】神田校舎5号館7階571教室  【受講料】無料
内容
講師
仙台高裁判決の内容紹介吉岡和宏?斉藤雅弘(原告代理人弁護士)
民法学の視点からの判決分析高橋 眞(大阪市立大)
遺族からの報告
只野英明?紫桃隆洋(遺族)
パネルディスカッション吉岡和宏 斉藤雅弘 高橋 眞
只野英明 紫桃隆洋 リチャード?ロイド?パリ(ザ?タイムズ東京)
会津 泉(多摩大) 飯 考行
Ⅲ.刊行物
1.法学研究所紀要の刊行
 紀要第45号『政治学の諸問題Ⅹ』(2020(足球365比分_365体育投注-直播*官网2)年2月25 日 600部発行)
 【論説】
  黒田友哉:French energy policy and Europe, 1955–1965
  藤本一美:戦後青森県の市長選挙と歴代市長①
  前川 亨:二つの「明治」──夏目漱石と梁啓超


 【研究ノート】
  戸波美代: パロディによる権利侵害と著作権法における判断手法
        ──政治的,差別的パロディに関するEU 司法裁判所の先決裁定とドイツ著作権法における学説と判例の動向

2.法学研究所所報の刊行
(1)所報第59号(2019(平成30)年10月25 日 500部発行)
 【論説】
  大西 楠? テア:戦後日本の民主主義において司法が果たした役割
          ──ハレ大学シン ポジウム『明治維新の遺産──民主主義への道(1868年~ 2018年)』
  家永 登:小津安二郎が描いた昭和の家族

 【法学部140 回連続講演 第125回記録】
  前川 亨:三一運動?五四運動100周年によせて──「東アジアの中の日本」を考える

 【国際シンポジウム開催報告】
  飯 考行: Lay Participation Worldwide──世界の市民の司法参加における日本の裁 判員制度

 【小特集 文学と政治】
  川上洋平: ニヒリズムに抗するデモクラシー ── ジャック?ランシエールにおける 言葉と物
  根岸徹郎:「 斜めから」という奇妙な単語──ジャン?ジュネにおける社会との取組み方について
  深澤民司:ファシズムの文学的位相──ブラジヤック『七彩』を手がかりにして

(2)所報第60号(2020(足球365比分_365体育投注-直播*官网2)年2月20 日 500部発行)
 【新所員研究紹介】
  石井智哉:これまでの研究とこれからの目標
  ガルブレイス?パトリック?W:「おたく」と「日本」を想像?想像する場としての秋葉原
  木下 崇:兄弟げんかの果てに──非公開会社と法
  黒田友哉:『ヨーロッパ統合と脱植民地化,冷戦──第四共和政後期フランスを中心に』
  河野真太郎:ある研究者の半生記──自己紹介に代えて
  高橋脩一:民事司法制度の意義を求めて
  橋本正博:正犯とは何かを問いつつ
  山本直毅:足球365比分_365体育投注-直播*官网元年度研究報告と今後の課題
  吉川純恵:中国の大国外交への道のり


 【留学体験記】
  須加憲子:ロンドン滞在記

 【ワークショップ開催報告】
  井川志郎:EU における労働者のフェア?モビリティ

 【南開大学樹立100周年記念及び北東アジアの未来における法治国際学術シンポジュウム】
  森川幸一:挨拶
  榎  透:民営化?公私協働をめぐる公法的規制と企業の活動範囲の拡大
  吉川純恵:消極的関与から積極的関与へ──中国の国連PKO 外交の変遷
  大西 楠?テア:出入国管理と就労資格拡大
  小川浩三:相続法の改正について
  岡田好史:不正指令電磁的記録に関する罪をめぐる現状と課題