2024.01.25 Thu
ONLINETOPICS
冬期日本語?日本事情プログラム
留学生が日本語や日本文化学ぶ ウクライナ支援も継続
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国際交流協定校からの留学生を中心に、日本語学習を希望する外国人を対象とした「冬期日本語?日本事情プログラム(JLC)」が1月10日、開講した。韓国、カナダ、オーストラリア、ポルトガルなどの学生50人と、ウクライナから避難している2人の計52人が参加。コロナ禍以降に実施したJLCプログラムとしては最大人数となった。2月24日まで国際交流会館に滞在し、レベルに応じた日本語学習や日本文化体験を行う。
1月12日に生田キャンパスにて行った開講式では、奥村経世国際交流センター長が「日本やほかの国についてたくさん学び、日本語のレベルを上げてほしい」と歓迎した。
1月12日に生田キャンパスにて行った開講式では、奥村経世国際交流センター長が「日本やほかの国についてたくさん学び、日本語のレベルを上げてほしい」と歓迎した。
本学はウクライナ支援として、すでに日本に避難している方で日本語の学習希望者を対象に、JLC(年4回開講)への受け入れを行っており、受講料と国際交流会館の滞在費などを免除している。2022年9月の秋期コースから1人が参加しており、今回はダリア?ポホシャンさんが加わった。
ポホシャンさんはウクライナ?キーウの国立食品技術大学卒で、3年ほど前から日本語を学習していた。22年7月に来日。来日後も独学で日本語学習を続けていたが、もっと深く学びたいとJLCへの参加を希望した。ポホシャンさんは「日本語はウクライナ語と発音が似ていて親しみがある。プログラムへの参加で文法を集中的に学びたい。歌舞伎鑑賞などの文化活動も楽しみ」と語った。
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ウクライナ出身のポホシャンさん