2016.07.28 Thu
国際交流?留学TOPICS

平成28年度後期(第5期)官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~に安藤聡希さん(経済学部4年)が採用されました!

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経済学部経済学科4年の安藤聡希さんが平成28年度後期(第5期)官民協働海外留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~に採用された。トビタテ!留学JAPANでの専大生の採択は安藤さんが初。

安藤さんは、今年8月末から「情報発信メディアとソーシャルビジネスによるグアテマラの貧困問題への挑戦」を留学テーマにペルー、グアテマラの2か国へ行く。ペルーの語学学校にて約5か月間スペイン語を学び、その後グアテマラ第二の都市ケツァルテナンゴにて日系NPOでインターンシップ(就業体験)を約8か月間行う。同時に、ペルーとグアテマラにて日本文化である着物の普及活動を行い、中南米の様々な情報を収集して日本へ発信する情報メディアを作成することを目標としている。
安藤さんは大学2年次の夏、ピースボートで4か月間、世界一周の船旅をしていた際、中南米の貧困問題を目の当たりにし、カルチャーショックを受けたことをきっかけに発展途上国の貧困問題に関心を抱いた。その後、SNSを通じてトビタテ!留学JAPANのことを知り、説明会に参加したという。「応募する際、インターンシップ先を見つけるのに苦労をした。多くの人に助けられ、何とか見つけることができた」と安藤さん。日本へのオンラインスペイン語学習サービスの提供によって、スペイン語講師の貧困削減や労働環境改善を行う日系NPOでインターンシップを行う。また「中南米での日本の認知度は低い」と気づいた安藤さんは、留学中、ペルー、グアテマラ両国で日本文化である着物の普及活動を行う。元々和服が好きだという安藤さんは、現地で着物のプロモーション活動を行うため、呉服屋でのインターンシップを体験。さらに国内での「着物イベント」への参加や企画運営にも携わり、ノウハウを学んだという。

7月28日(木)には本学国際交流センターにて、国際交流事務課スタッフによる出発前の最終オリエンテーションが行われた。 出発を1か月後に控え、安藤さんは「貴重なチャンスを与えてもらった。このチャンスを無駄にしないよう留学中は多くのことにチャレンジしたい。将来はこの経験を活かし、発展途上国の貧困問題に取り組むのが夢」と意気込みを語った。

現在、本学では平成29年度前期(第6期)官民協働留学支援制度~トビタテ!留学JAPAN日本代表プログラム~の学内募集を行っている。

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