人間文化学科の特色ある授業
「異文化コミュニケーション論」
担当教員 人間学部 助教 阿部 純
履修年次 1年次後期 選択必修
文化的背景の異なる人々が共に生きるための様々な課題?制度?取り組みを学び、私たちの身近な問題とも重ね合わせながら多文化共生社会の在り方を考えます。授業では、人種?移民?難民?ジェンダー?セクシャリティをめぐる問題に着目し、「今」を見るだけでなく、歴史的な視点で捉えることを重要視しています。様々な問題が複雑に絡まり合う現代社会において、困難な課題にどのように向き合い、考え、行動し、生きていくのか。その答えは簡単に出るものではありませんが、この授業はそうした難問に向き合うための基本的姿勢を身に付けることを目指しています。

授業では教員が一方的に話すだけでなく、資料を読んで考えたこと?疑問に思ったことをグループで話し合い、その内容をクラス全体で共有する時間も設けています。また毎回授業の最後には、コメントシートに授業全体の感想を書いてもらっています。そこで重要な指摘や疑問があれば、次の授業でコメントを共有しながら解説するようにしています。このように異文化コミュニケーション論では学生が主体的にアウトプットする機会を頻繁に設けています。学生は積極的に発言するなど、毎回真剣に取り組んでいます。
異文化コミュニケーション論①
異文化コミュニケーション論③ ▲教員も一緒にグループワークに参加します
異文化コミュニケーション論?▲グループでのディスカッションも多く行います
HC異文化コミュニケーション論_発表▲最終授業でのグループ発表の様子
HC異文化コミュニケーション論_発表?▲発表を聞く学生たち