経営学科の特色ある授業
「地域産業論」
担当教員 経営学部 教授 杉田 博
履修年次 3年次後期 選択必修科目
本講義の対象は、親族などから事業を承継する予定の学生。
ディスカッションやプレゼンデーションなどのアクティブラーニングを通して会社を受け継ぐことの意識を芽生えさせ、大学時代に何をすべきかを自覚してもらうために実施しています。

授業では、事業承継者による講話を開催。石巻地域で実際に事業承継を経験し、現在経営者として活躍されている方を招き、体験談や経営術をうかがいます。前経営者(自分の父親などの親族)からバトンを受け取った時の様子や気持ちなどを聞き、「これまで」と「これから」の経営戦略についても考えます。
また、会社見学も行います。

地域産業論6
地域産業論7▲経営者を招いた講話を開催 
地域産業論1▲担当の杉田教授
本講義では、事業承継を「ワガゴト」として考えることができる、将来的に事業承継する会社の経営の現状を理論的に説明することができることを到達目標にしています。?
地域産業論2▲対象は事業承継する予定の学生
地域産業論3▲少人数でのディスカッション
地域産業論4▲家業を紹介
地域産業論5▲将来の展望を考える
【学生のコメント】
三浦 健士朗さん(経営学部経営学科3年次?宮城県石巻商業高校出身)
私の実家ではバス会社、介護施設、酪農業の3つを経営しています。バス会社は祖父が創業しました。現在は父が社長をしています。
私は幼少期から3代目社長になることを期待され、自分でもそうなりたいと思ってきました。「地域産業論」では、父親からの事業承継の方法だけでなく、自分が3代目社長に自分がなったときに新しい事業をスタートできるよう、それを目標に受講します。