学長挨拶

石巻専修大学長 阿部 知顕
2025年度当初挨拶 ― 地域とともにあり、地域に真に必要とされる大学をめざして ―
 
 石巻専修大学は、創立以来、13,600人を超える学部卒業生、約410人の大学院修士?博士修了生を世に輩出してまいりました。ひとえに関連する皆様方のご支援の賜物であり深く感謝申し上げます。
 
 コロナ禍による多くの制限が大幅に緩和され、教育研究活動全般の正常化が進んでまいりました。学生たちの自主的な課外活動である部活動やボランティア活動、さらには正課活動としてのゼミナールや野外調査実習においても、市民の皆様と学生との交流が、ようやくコロナ禍以前のように活発になってきていると感じております。今後さらに、地域の皆様との連携を深め、さまざまな取り組みの活性化を促進してまいります。そして、本学の学生たちの存在が石巻圏域の皆様にとって頼もしく感じられるよう、“ISHINOMAKI is CAMPUS”-わたしたちのキャンパスは石巻すべて-を推進してまいります。
 
 本学は、明治13年に日本語による法律教育の先駆けとして創設された「専修学校」を礎とする東京の専修大学と共通の建学の精神「社会に対する報恩奉仕」、21世紀ビジョン「社会知性の開発」の理念を掲げ、学校法人専修大学の一翼を担う大学です。市民の皆様に学生たちの「顔が見える」大学であろうとすることは、その理念の具現化のひとつです。大学組織一丸となり、地域と共に学生と地域社会の未来を創り上げ、社会から真に必要とされる大学を目指してまいります。
 そして、本学での学びを通じて、学生たちが「社会の諸問題に、自分の役割を自覚して取り組むために、生涯にわたって学び続けることができる人材」として成長できるよう、学生一人ひとりに適した「学修者本位の学び」を提供する大学運営を行ってまいります。
 
 本年度より、第2次中長期ビジョン(2025~2029年度)に取り組んでまいります。このビジョンは、第1次中長期ビジョン(2020~2024年度)から得られた成果と反省の基に、特に地方都市において激変する教育環境に適応しつつ、質の高い教育?研究を提供できる高等教育機関としての役割を確立すべく、今後5年間を見据えた大学運営全般に関わる計画です。
 少子化の影響や若年層の人口流出が多くの地方都市で加速している現状を踏まえると、高等教育全体の適正な規模を見据えた教育政策の展開が求められています。そのような環境下で、石巻圏域唯一の高等教育機関として永続的に存続するには、本学が真に市民の皆様に必要とされる大学にならなければなりません。
 第2次中長期ビジョンでは、学生支援、地域連携、社会実践教育といった大きくテーマを設定し、行動目標を掲げ、その目標を達成するため、教職員一同、その実現に向かうべく、具体的な計画に基づいて着実に取り組んでまいります。
 
 石巻専修大学は、理工、経営、人間の3学部を基盤とした総合大学であり、小さいながらも多様な学問領域を有しています。文理横断型の教育研究活動や社会知性を活かし、「地域に根ざして世界に尖がった大学」を大学ブランドスローガンとして掲げ、これからも地域と共に学生と地域社会の未来を創り、社会から真に必要とされる大学を目指し続けます。
 そのためには、教員が研究活動に基づいた実践的な授業を提供し、“ISHINOMAKI is CAMPUS”による社会実践教育にて学生の皆さんが地域社会の諸課題に取り組み、その成果を世界に向けて発信できるよう支援してまいります。

 
 今年度も皆様方のご支援?ご鞭撻の程、よろしくお願い申し上げます。
 
足球365比分_365体育投注-直播*官网7年4月
石巻専修大学長 阿部 知顕

学長プロフィール