心理言語学ゼミナール[担当:岡部 玲子]
ゼミナール名称 | 心理言語学 |
研究テーマ | ことばの獲得と習得 |
ゼミナール所属 | 文学部 英語英米文学科 |
学習内容 | ヒトだけが持つ言語知識とは?言語知識はどのように獲得されるの?言語知識はどのように使われるの?このような問いに答えることを目指す学問が心理言語学です。ゼミでは、初めは主に母語の獲得に注目しつつ、英語で書かれたテキストを全員で読み進めながら、言語獲得の不思議について学びます。普段当たり前に使っている言葉が獲得されるメカニズムには、まだまだ分からないことが沢山あります。それをゼミの中で議論しながら、言語獲得のなぞに少しずつ近づくワクワク感を味わうのがゼミの醍醐味だと思います。子どもの言語獲得だけでなく、大人やバイリンガルの言語習得との比較など、ゼミ生はそれぞれ自らテーマを選び、オリジナルな実証研究に取り組みます。 |
ゼミ生の人数 | 3年生:17人(男性10人?女性7人) 4年生:14人(男性11人?女性3人) |
開講日時など | 3年ゼミ:水曜3限 4年ゼミ:水曜4限 |
卒業論文?卒業研究 | 全員が卒業論文に取り組みます。3年次に自らの興味関心に応じてことばの獲得?習得に関するテーマを決めます。先行研究を読みながら、自分の研究で明らかにしたいことを絞り込みます。4年次にはオリジナルな実証研究(実験やコーパス研究)を行い、その成果を卒業論文という形でまとめます。 |
ゼミナール合宿 | 夏休み期間中に山中湖で合宿をします。各自の研究についての発表も行いますが、ゼミ生の親睦を深めるアクティビティが盛り沢山な合宿です。 |
教員紹介 | 子どもの言語獲得を専門に研究しています。主に子どもを対象にした実験を行うことで、子どもが教わってもいないことをいつの間にか話せたり理解できるようになったりするのはなぜなのか?という大きな問いに挑む研究を続けています。 大学院生の時に5年間アメリカのUniversity of California, Los Angeles (UCLA) に留学しました。学部生から続けていた研究がどんどん広がっていき、研究者になるという気持ちが固まった時期でもあります。そのような経験から、学生には一度は海外に飛び出してみてほしいと思っています。学生の知的好奇心を伸ばしたり支えたりする力になれたらと思っています。 岡部 玲子[研究者情報データベースへ] |
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[2019年3月掲載]