言論法研究室 [担当:山田 健太]
ゼミナール名称 | 言論法研究室(表現の自由ゼミナール) |
研究テーマ | 現代社会に派生する「言論?表現の自由」に関するさまざまな問題について、法?社会的制度やジャ-ナリズムの観点から研究する。 |
ゼミナール所属 | 文学部 ジャーナリズム学科 |
学習内容 | 好奇心?行動力?創造力が当ゼミのモットーである。したがって現場主義を貫き、社会的事象の当事者の話を聞き、現場を体感し、自分の頭で考えるという、身体も頭も「汗」をかくことを学生に求めている。最近では、沖縄に行き、集団自決の体験者や、基地移転反対の住民から話を聞く一方、米軍基地にも入り広報官と意見交換をするなどした。また、東日本大震災の被災地を繰り返し訪れ、現地の実態を知るとともに住民や地元企業、さらに取材記者のヒアリングを進めている。韓国大統領選を取材する新聞?ウェブメディアを取材したり、大統領府の広報体制のレクを受ける経験もした。このほか、日常的にもメディア企業や弁護士、NGOの視察や懇談会を逐次行い、それを教室での討論や研究発表に生かしている(発表成果は「ニュース専修」に掲載されている)。 |
ゼミ生の人数 | 1学年10人程度(学年別にゼミを実施)。 |
開講日時など | 毎週水曜の午後(カリキュラム上は3?4時限目) |
卒業論文?卒業研究 | 卒論は必修である。最低2万字を課す。(学科としての共通ルール通り) |
サブゼミナール | 適宜、学外授業を実施している。そのほか、自主ゼミを実施している。 |
ゼミナール合宿 | 年1?2回の合宿を実施している。 |
対外活動など | ゼミ生の自主性に基づき自治体との共同研究等に参加している。実績としては、川崎市との共同事業として、新百合ヶ丘周辺マップの作成や、各種団体との共催のシンポジウムの実施などがある。また、震災遺稿や原発報道などをテーマとしたシンポジウムを開催し、ゼミナール研究の成果発表を行なっている。 |
OB?OGの進路 | 毎日新聞、沖縄タイムス、トーハン、中日新聞、神戸新聞、TBS、沖縄テレビ、東京外国語大学大学院、早稲田大学院(ジャーナリズム?コース)のほか、放送制作会社、専門新聞社、出版社、広告企業、IT企業等に進んでいる。 |
OB?OG会 | 随時、OB会を実施(MLを開設中)。 |
教員紹介 | 最近の著書としては、『放送法と権力』、『愚かな風』、『見張塔からずっと』(いずれも田畑書店)、『3.11とメディア』(トランスビュー)、『言論の自由』(ミネルヴァ書房)、『ジャーナリズムの行方』(三省堂)、『法とジャーナリズム』『ジャーナリズムの倫理』(いずれも勁草書房)、『現代ジャーナリズム事典』(三省堂)など。東京新聞や琉球新報でコラムを連載中。 学外活動としては、日本ペンクラブや自由人権協会の理事として活動している。 山田 健太[研究者情報データベースへ] |
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その他 | 通称『お散歩ゼミ』。まずは好奇心をもち、行動力を発揮して出かけ、創造力を働かせて本質を探ることが大切です。そのためのきっかけと機会をゼミが提供しますが、それを生かすか否かは学生の皆さん次第です。 |
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[2022年2月更新]