家族の研究を中心とするゼミナール[担当:永野 由紀子]
ゼミナール名称 | 家族の研究を中心とするゼミナール |
研究テーマ | 家族?結婚の変化 女性のライフスタイルの変化 アジアの家族と村落 グローバル化と近代 イエとムラ 農村の過疎化と高齢化 |
ゼミナール所属 | 人間科学部社会学科 |
学習内容 | 近年,非(未)婚化,晩婚化,離婚の増加,少子化という結婚や家族をめぐる変化がよく指摘されます。また,婚活やパラサイトシングルという流行語も生まれています。一方,地方に目を向けると,若者人口の流出と世帯数の減少による過疎化と高齢化,中心商店街の空洞化,農業の後継者不足や担い手の高齢化といった問題が指摘されています。こうした現象は,個人や家族だけを見ていても理解できません。グローバル化がもたらす日本社会の変化,仕事?労働の変化と関連づけて見る視点が大切です。 このゼミでは,〈今?現在〉わたくしたちが当たり前だと感じている「近代」という時代を生きることの意味を相対化し,広く長い射程で家族や地域,人間や社会を眺める視点について学習します。各自がそれぞれに自分の関心に沿ったテーマを発見し,卒業論文につなげていくことが,このゼミの最終目標です。 3年次は,社会学の基本的な視座についての理解を深めるために共通のテキストを読み,ディスカッションしながら授業を進めていきます。テキストや題材は受講生と相談のうえ決めていきます.また,4年生との合同ゼミや卒論発表会に出席し,卒論作成のプロセスに参加することで,自分の課題の発見につなげていくようにします。 |
ゼミ生の人数 | 2013年度 3?4年生 16人 (男性6人 女性10人) |
開講日時など | 木曜日4限目?5限目 (2013年度) |
卒業論文?卒業研究 | 《2013年度の卒業論文の一例》 働く女性と少子化 子育てに関するジェンダー規範 ルームシェアリング 公共空間における儀礼的無関心 老親扶養意識の変化から見た高齢化社会のゆくえ スポーツにおける社会と個人 大学生のボランティア意識 東日本大震災と音楽の力 女性のライフサイクルの変化 etc |
教員紹介 | 永野 由紀子[研究者情報データベースへ] |
ゼミの行事 | ?年3回 3?4年生合同の授業(卒論構想発表会?卒論中間発表会?卒論発表会)があります。 ?年2回 3?4年生合同の懇親会(3年生歓迎会?追いコン)があります。 |
その他 | 世界や日本の現実にふれるために、活字メディアだけでなく、ドキュメンタリーやドラマ、映画といった映像メディアを使うことがあります。 これまで鑑賞した映画やドラマは、「フラガール」、「八日目の蝉」、「少女ヘジャル」、「扉をたたく人」、「そして父になる」etc |


[2014年4月掲載]