日本語教育と音声の研究 [担当:王 伸子]
ゼミナール名称 | 日本語教育と音声の研究 |
研究テーマ | 1.日本語の音声について観察し、分析できるようにする。 2.日本語教育について問題意識をもち、研究できるようにする。 |
ゼミナール所属 | 国際コミュニケーション学部 日本語学科 |
学習内容 | 1.日本語の音声について観察し、分析できるようにする。 日本語の音声について、とくに音響特性についてソフトウェアを使用して、分析できるようにします。日本語は高さで意味を区別する言語です。その特徴を、弁別的特徴と言います。しかし、そうではない特徴の中にも、研究対象にできる内容がたくさんあります。そうではない特徴を、非弁別的特徴と言っています。音声の高さ、強さ、音のない休止の時間(ポーズ)や時間長を可視化して、観察する研究です。 2.日本語教育について問題意識をもち、研究できるようにする。 日本語教育において、どのような研究材料があるのか、それを考えて研究することができるようにします。これまでの研究とじっくり向き合い、そして、自分がどのようの点に研究意識を持てるのかということを考えられるように、取り組みます。希望者は、日本語学校でのインターンにも参加しています。 |
ゼミ生の人数 | ゼミ3(4年生)11名、 ゼミ2(3年生)6名、 ゼミ1(2年生)10名 (文学部) |
開講日時など | 毎週月曜日2限(ゼミ1、ゼミ2、ゼミ3 合同) 文学部 毎週火曜日2限 国際コミュニケーション学部(予定) |
卒業論文?卒業研究 | 3年間のゼミ活動の最終成果として、卒業論文を執筆します。 |
ゼミナール合宿 | 毎年、2泊3日の夏合宿を実施しています。(4年生は、3泊4日) 全員参加。 両学部の王ゼミ合同合宿 その他、卒論提出記念会、新春講演会等、さまざまなイベントを実施。 |
対外活動など |
2019年には、国際交流基金(The Japan Foundation)の日本語パートナーズ短期派遣事業にゼミ生グループが応募し、プロジェクト内容が採択され、ミヤンマーのヤンゴン外国語大学等に派遣されました。 |
OB?OGの進路 |
進学先:大学院修士課程、大学院研究生 就職先:一般企業、都立高校教諭、私立中高一貫校国語科教諭、横浜市立小学校教諭、日本語学校(国内、海外) |
教員紹介 | 香港浸會大學、國立臺灣師範大學國語教學中心、筑波大学大学院地域研究研究科修了、名古屋大学総合言語センターを経て、専修大学着任。専門は、日本語教育、音声教育、中国語粤?閩?呉方言の音声と日本語との対照研究。近年は、ナレーションの音声教育への活用を研究。 王 伸子[研究者情報データベースへ] |
HP | 科学研究費によるナレーション研究関係サイト |
その他 | 毎年、新春講演会を実施し、外部から講師をお招きしています。 2020年:島田洋子氏(ナレーター、元劇団四季女優)、2019年:岩居由希子氏(声優、名探偵コナン 吉田歩美役)、その他、2018年~、さいとういんこ氏(作詞家、NHKおかあさんといっしょ楽曲提供等)、大塚明子氏(インタビューライター、雑誌「クロワッサン」「家庭画報」「an an」等)、その他のかたがた。ほかのゼミ生の出席も歓迎しています。 |
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[2020年8月掲載]