食?環境?ジェンダーの社会思想[担当:板井 広明]
ゼミナール名称 | 食?環境?ジェンダーの社会思想
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研究テーマ | 気候変動と食料生産の歴史構造的問題
肉食/ヴェジタリアンの倫理 ジェンダー視点からの経済社会分析など |
ゼミナール所属 | 経済学部 生活環境経済学科 |
学修内容 | 本ゼミでは、グローバルな世界の貧困や不平等、暴力や戦争、飢餓やパンデミック、資源枯渇や気候危機といった問題を、食?環境?ジェンダー(フェミニスト)に関連する交叉的差別の視角とリベラリズムやデモクラシーといった社会思想的視座から学びます。担当教員は、ブリテンの社会思想史、とりわけ功利主義が専門なので、歴史的なアプローチも行なう予定です。
各自関心をもった研究テーマを選んでもらいますが、(1)社会科学方法論から始め、適切な問題の限定、従来の研究をまとめるサーヴェイ、これらを行なうための論理的推論と要約の力を輪読を通じてつけてもらいたいと思います。(2)輪読を通して、テクストをどのように読むべきかの訓練をしつつ、質問力、ディスカッションやプレゼンの力を身につけ、自分で考える力をのばし、論理的に自分の見解をまとめる力を育てたいと思います。 |
ゼミ生の人数 | 4年生7人(女性5人、男性2人)、3年生13人(女性6人、男性7人)、2年生10人(女性5人、男性5人) |
開講日時など | 毎週木曜日?5限 |
卒業論文?卒業研究 | 3年次以降に行なった個人研究を卒業研究として論考にまとめてもらいます。
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ゼミナール合宿 | 春と夏に2泊3日の合宿をセミナーハウスなどを利用して行なっています。
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対外活動 | 毎年12月にインカレプレゼン大会ヴェリタス杯参加(2023年度は関西大学?群馬県立女子大学?帝京大学?東洋英和女学院大学?日本大学?立教大学?専修大学本ゼミが参加)。
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教員紹介 | 1972年大阪生まれ。専修大学法学部卒、同大学院法学研究科(西洋政治思想史専攻)修士課程修了、横浜市立大学大学院経済学研究科(経済学史専攻)博士課程修了。日本学術振興会特別研究員(PD)、東京大学大学院医学系研究科特任研究員、東京交通短期大学准教授、お茶の水女子大学ジェンダー研究所特任講師等を経て、2021年より現職。
研究領域:18~19世紀ブリテンの社会思想史(J.ベンサムの功利主義、功利主義フェミニズムの研究)、食の生産?流通?消費(?文化)?廃棄の倫理性を問うFood Ethicsの研究、フェミニスト経済学に基づく経済学批判の思想史的検討など。 趣味:茶道、料理(茶懐石など)、音楽?美術鑑賞、寺社仏閣?遺跡?温泉巡り、男声合唱、バスケットボール、作曲(同期演奏)、ナローボート。。。 板井 広明[専修大学研究者情報システム] |
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[2024年3月掲載]