マーケティング?マネジメントと戦略研究[担当:石川 和男]
ゼミナール名称 | 石川ゼミナール |
研究テーマ | マーケティングマネジメントと戦略 |
ゼミナール所属 | 商学部マーケティング学科 |
学習内容 | 2年生は、5月から6月にかけてのゼミの選考を経て、石川ゼミの一員となると、2年次後期から始まるゼミナールに先駆けて、夏休みのゼミ合宿から参加します。3泊4日のゼミ合宿では、販売士2級に合格するための勉強をしながら、流通や経営分析に関する知識を高めていきます。そして、2泊目から合流する上級生とグループワークに取組み、2,3,4年生と一緒にビジネスゲームやプレゼンコンテストを行います。そして、2年時後期の正規のゼミでは世界で一番読まれているフィリップ?コトラーのマーケティング?マネジメントに関する分厚い本(最も新しいものの日本語訳版)を全員で輪読します。そして、3年次になる前の合宿では、経営戦略のテキストを3日間で輪読します。3年次からは正規のゼミ、サブゼミと週2回ゼミを行い、前者では製品戦略、後者ではプロモーション戦略について学びつつ、グループに分かれて学外のコンテストに参加します。それと同時に神奈川産学チャレンジシップや課題解決インターンシップにも参加します。これらについては、ゼミの各グループが自分たちで時間を作り、議論を深めていきながら、完成へと導いていきます。それらを通して、将来を見据え、3年次後期の正規のゼミでは関心のある業界について深く掘り下げてのプレゼンを毎回行います。また、後期のサブゼミは、自分自身のこれまでを振り返り、将来の自分像を描く訓練をしていきます。4年次では前期は就職活動と並行しながら各専門分野を深めつつ、マーケティング関連のトピックについて扱い、各自がそれぞれの意見を明確に述べることができる段階まで持っていくのが目標です。4年次の夏合宿では各自が卒論のタイトルや章立てを発表し、約3ヶ月をかけて卒論を完成させて、卒業となります。 |
ゼミ生の人数 | 平成23年度は3年生男性10名、女性10名、4年生男性9名、女性9名(2年生は在外研究のため募集せず) |
開講日時など | 正規のゼミ水曜日3限、サブゼミ金曜日3限 |
卒業論文?卒業研究 | 履修生は卒業論文を必修としています。 |
サブゼミナール | 3年次を通して実施。 また、不定期ですが、グループワークの進捗にあわせて実施しています。 |
ゼミナール合宿 | 毎年2回、3泊4日で実施しています。 |
対外活動など | 課題解決インターンシップに、ゼミのグループまたは個人で必ず参加しています。また、神奈川産学チャレンジシップにはゼミのグループ単位で参加しています。23年度まで学外の関西大学主催KUBICというビジネスコンテストにも参加しています。 |
OB?OGの進路 | 特に固定化した業種はありません。金融、小売、卸売、公務員まで幅広く、OB、OGがいます。 |
OB?OG会 | これまで12期のゼミ生がいました(全部で220名くらい)が、全体で集まったことは一度もありません。 が、3期毎など、しばしば集まっています。また、結婚式の2次会などでも2,3,4年が一緒だったゼミ生が集まることが多くなっています。 |
教員紹介 | 21世紀になった年の4月に専修大学に着任しました。2013年でちょうど干支が一回りしました。前任校に4年勤めましたので、大学の正規の教員になって今年の春で17年目を迎えます。本当にあっという間の時間であったと振り返ってみると感じます。 研究については、データベースを見ていただければよいのですが、自動車流通が専門です。自動車流通が専門というと「物流」と勘違いされますが、簡単に言うと自動車メーカーから小売(自動車ディーラー)そして消費者(ユーザー)への経路です。どうしても作る人(メーカー)ばかりに焦点が集まりがちですが、わたしは「つくる人も偉い」ですが、「売る人も偉い」というスタンスで、研究を進めています。その研究を進めるうちに事業の承継や提供するもの(サービス)についても関心を持つようになりました。 石川 和男[研究者情報データベースへ] |
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[2013年4月掲載]