現代マーケティング研究[担当:橋田 洋一郎]
ゼミナール名称 | 現代マーケティング研究 |
研究テーマ | 広く存在するマーケティング?トピックを現代的なケースと対応させながら追究し、自らの問題解決能力を高められるよう活動を進めています。 |
ゼミナール所属 | 経営学部ビジネスデザイン学科 |
学習内容 | マーケティングでは多くのトピックが取り扱われています。製品?価格?流通?プロモーションとともに戦略?消費者行動?リサーチ?ブランドなど長く論じられてきたトピックに加えて、グローバル?マーケティングやマーケティング?コミュニケーションなどの新しいトピックも話題にされています。橋田ゼミではこのようなマーケティングの広がりのもと、ゼミ生一人ひとりに自由に対象を定めてもらい研究を進めていってもらいます。 主要な文献をじっくり読みこなしていくことで鍵となる理論、モデル、フレームワークを習得してほしいですが、それらを現実の諸問題と結び付けて深く検討していくプロセスも重要となります。したがって、研究書とともに企業の実際のケースなども積極的に参照していく姿勢が求められます。 多くのグループワークをゼミ生に課し、一人だけの学習では培えないような協調性やディスカッション能力の向上を目指しています。グループワークの具体的な進め方や研究テーマの選択などでゼミ生には高いレベルの自主性が必要となりますが、自ら考え動いていく経験を重ねながら社会人として重要になる問題解決能力を育成できるよう願っています。 |
ゼミ生の人数 | 2021年度は3年生14名(男8名?女6名)と4年生15名(男7名?女8名)で活動していました。2022年度は12名(男7名?女5名)の新ゼミ生が加わっています。1学年あたり12名程度を募集していますが、年によって若干の変動があります。 |
開講日時など | 毎週月曜の4~5限に活動しています。 |
卒業論文?卒業研究 | 卒業論文を全員に執筆してもらっています。自主性を重んじているため、卒論テーマはもちろんゼミ生自身が選びます。教員として特に注意しているのは、本当に好きと思えるテーマをゼミ生一人ひとりが選んでいるかといった点です。「好きこそものの上手なれ」ですので、論文の完成に至るまでの多くの作業を楽しみ面白がりながら進められる状態を理想としています。 |
サブゼミナール | サブゼミに関しては内容や参加者ばかりでなく、その実施の有無についてもゼミ生の判断に委ねています。過去にはゼミ生が主体となって「神奈川産学チャレンジプログラム」「大学生のベースボールビジネスアワード」「関西大学ビジネスプラン?コンペティション」「マーケティング戦略立案コンテスト」などの懸賞コンペに参加してきました。 |
ゼミナール合宿 | 夏と冬に年2回ほど実施しています。主として実在企業(まれに架空企業)を題材にしながら、グループに分かれてケース?ディスカッションを行なっています。よりよい戦略案を導こうと徹夜で発表資料をまとめているグループもありますが、これもゼミ合宿ならではの経験だろうと思います。合宿ではレクリエーションの時間も大切にしています。日中は海、川、山で遊び、夜は遅くまでお酒つきの懇親会。みんなで親睦を深めます。 |
OB?OGの進路 | 製造業(アイリスオーヤマ?伊藤園?コーセー?敷島製パンなど)、金融業(ソニー銀行?第一生命保険?千葉銀行?みずほ証券など)、流通業(青山商事?イオン?コカコーラ イーストジャパン?ゴディバ ジャパンなど)、その他(KDDI?全日本空輸?タカラスタンダード?日本マクドナルド?横浜マリノスなど)、公務員(警視庁?東京消防庁?福島県警など)、大学院(筑波大学大学院や早稲田大学大学院)をはじめとして多岐に渡っています。 |
OB?OG会 | 不定期で開催しています。 |
教員紹介 | 東京で生まれ育ちました。と言うと都会人のような印象になるかも知れませんが、ずっと東京西部の緑多い多摩地域で生活してきているため、コンクリートだけの環境には耐えられません。体がぶつかるような人ごみも苦手です。街としては吉祥寺が好みです。食事や買い物ついでに井の頭公園を散歩すると、とてもリラックスできます。そういえば、ゼミ生といっしょに公園内のジブリ美術館を巡ったこともありますね。よい思い出です。 研究者としての活動については、下記リンクをご参照ください。 橋田 洋一郎[研究者情報データベースへ] |
HP | https://ja-jp.facebook.com/hashidazemi |
その他 | 橋田ゼミは早いもので12期生まで達しています。いままで築き上げてきた伝統もありますが、よい意味でこれからも変わり続けられるゼミでありたいと考えています。近年、企業訪問やゲストスピーカーが増えているのも良い変化ではないでしょうか。最後になりますが、私個人は「教員」「学生」という言葉が好きではありません。「教える者」「学ぶ者」という立場が、はっきり区分されてしまう気がするためです。実際には教員も学び続ける必要がありますし、学生も教員に対して何かを教えるような気構えが理想です。ゼミは特に少人数で展開されますし、ともに学び教えあう関係をずっと大切にしていたいと思っています。 |
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[2022年5月更新]