教授?鬼嶋 淳
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地域で生きる人びとの視点から、日本の戦後社会を考えています。(写真は埼玉県大井医院倉庫跡。放置されていた「紙」は、重要な「史料」となりました)
鬼嶋 淳
教授 (日本近現代史)
教員データ
氏名?職位 | 鬼嶋 淳(KIJIMA ATSUSHI) 教授 |
文学部開講科目 | 日本近代の政治と社会1?2
ゼミナール1?2?3 卒業論文 |
大学院開講科目 |
|
略歴 |
早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得満期退学 博士(文学)[早稲田大学] |
専門分野 | 日本近現代史 |
研究キーワード | 地域史、運動史、医療、保健衛生、生活、地域政治 |
所属学会 | 民衆史研究会、日本史研究会、歴史科学協議会、歴史学研究会、同時代史学会、首都圏形成史研究会、東京歴史科学研究会 |
ゼミ紹介
テーマ:日本近現代史
到達目標
(1)研究文献と歴史資料を読み解くことができる。
(2)日本近現代史の様々な問題のなかから、自らの関心に基づいて卒業論文の課題を設定できる。
(3)設定した課題に対して、先行研究を把握し史料を調査して、卒論構想を報告し、レポートを作成できる。
講義概要
前期は日本近現代史に関する基本的文献を講読します。後期はテーマを設定して、様々な史料を読む訓練を行います。2年生は、主に基礎知識の修得と、研究論文を読み、どのような研究課題があり、先行研究ではどのような議論が展開されているのかを学びます。自らの関心と学んだことをふまえて、卒業論文の課題を設定します。3年生は、主に自らの卒業論文の課題を明確化するとともに、史料収集?分析?考察を進めます。前後期ともに卒業論文構想発表の機会を設けています。各自が日本近現代史に関わるテーマを設定して、卒業論文執筆に取り組みます。
到達目標
(1)研究文献と歴史資料を読み解くことができる。
(2)日本近現代史の様々な問題のなかから、自らの関心に基づいて卒業論文の課題を設定できる。
(3)設定した課題に対して、先行研究を把握し史料を調査して、卒論構想を報告し、レポートを作成できる。
講義概要
前期は日本近現代史に関する基本的文献を講読します。後期はテーマを設定して、様々な史料を読む訓練を行います。2年生は、主に基礎知識の修得と、研究論文を読み、どのような研究課題があり、先行研究ではどのような議論が展開されているのかを学びます。自らの関心と学んだことをふまえて、卒業論文の課題を設定します。3年生は、主に自らの卒業論文の課題を明確化するとともに、史料収集?分析?考察を進めます。前後期ともに卒業論文構想発表の機会を設けています。各自が日本近現代史に関わるテーマを設定して、卒業論文執筆に取り組みます。
メッセージ
私は、地域社会とそこで暮らす人びとの動きに注目して、戦後日本社会の形成過程を考えています。日本の戦後には、多くの人びとが自分たちの暮らしを良くしていくため声をあげて運動した時代がありました。しかし、そうした運動の経験や人びとが多様な構想をもち議論してきたことは、忘れ去られています。皆さんと一緒に、戦中から戦後にかけて、人びとは何を考え、悩み、怒り、希望をもち、行動したのだろうか、ということを、教科書で学んできた知識を単純に当てはめるのではなく、史料を読み解きながら考えていきたいと思います。こうした取り組みで得た「知」は、生きるための「力」になる、と私は考えています。