会計学科

伝統ある教育研究体制で、
企業が求める会計専門家を育てる。
会計学科は、1917(大正6)年に設置された計理科から長年にわたり会計学の教育研究を行ってきました。これまでに公認会計士や税理士をはじめ、すぐれた職業人や研究者を多数輩出しています。会計学科の科目は、現在の会計学研究のテーマを網羅するよう配置。半期で集中的に履修できるセメスター制の採用や、専門性を高め、将来の進路を考えた4つの履修モデルを参照しながら、会計学の各領域を系統的かつ体系的に学修していくことができます。質?量ともに充実したカリキュラムで、簿記1級や公認会計士、税理士などの難関資格をめざすことも十分可能です。実務の場から世界に発言できる力を持った人材をひとりでも多く輩出したいと考えています。

学びの特徴

国際性を養う語学を充実
国際会計基準とのコンバージェンス(収束?収れん)が進むこれからは、会計専門職に英語力が必要となります。会計学科では「会計外国書講読」など専門的な英語科目を学べる他、留学先での学習を単位として認めるなど、国際感覚の養成を応援します。

各種の資格取得を支援
会計の専門的な知識を体系的に学ぶとともに、公認会計士や簿記検定などをめざす学生のために、資格取得に向けた教育にも力を入れています。「会計士講座」など各種の資格取得に向けた課外講座も、その一例です。

将来につながる履修モデル
学修した会計学が実社会での会計とスムーズにつながるように、4つの履修モデルを用意しています。会計学科の学生は、将来の進路の志望に基づいて、4つのモデルのうちから、興味のあるモデルを選択することができます。

4つの履修モデル

「会計プロフェッショナル」履修モデル
公認会計士や税理士、国税専門官など、将来、職業的な会計専門家をめざす人のための履修モデルです。深く広く専門知識を身につけ、資格試験合格をめざして集中的、効率的に学ぶことができます。
「財務会計」履修モデル
グローバル化が進む企業社会では国際的な会計基準を知る人材が求められています。企業の経理部門や財務部門などで、証券市場向けの財務報告の作成を担当する専門家をめざす人のための履修モデルです。
「管理会計」履修モデル
管理会計は企業内の経営者に対して、会計情報を提供することが目的です。会計の専門知識を駆使して、組織の経営管理や経営戦略の意思決定、その実行を担当する経営者をめざす人のための履修モデルです。
「財務情報分析」履修モデル
会計情報をはじめ、企業が発信する情報を読み取る力が重要になっています。シンクタンクや企業格付け、コンサルティング関連部門に従事し、企業活動の分析や戦略を策定する専門家をめざす履修モデルです。

成長のプロセス

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1年次
会計の基礎を固める


簿記や原価計算という会計の計算技術を学び、財務会計と管理会計の基礎を学ぶ。
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2?3年次
4つの履修モデルから選択する


履修モデルに沿って会計の専門知識を深め、ゼミナールの少人数教育を受ける。
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4年次
ゼミの研究成果を卒業論文にまとめる


問題意識に基づいて、課題を設定し、卒業論文を作成する。
専門的見地から会計問題を理論的に分析する能力を修得。